文化財


業務案内/ 文化財

祖先から継承してきた歴史資源を後世に残していくために、これまでの修復・保存に加えてまちづくりに有効に活用していくことが求められています。保存修復から環境整備、保存活用、保存管理に係る調査・計画・設計を行います。

  • 文化財保存管理計画、保存活用計画
  • 文化財を活かしたまちづくり計画
  • 保存修復計画設計、周辺環境整備計画設計
  • 歴史公園史跡整備計画設計
  • 文化的景観の調査計画

実績一覧

実績紹介

国指定天然記念物「布田川断層帯」(谷川地区)落成式

2024(R6)年4月14日(日)、熊本県上益城郡益城町における「国指定天然記念物布田川断層帯(谷川地区)」の落成式に出席しました。

2016(H28)年4月16日に発生した平成28年熊本地震により、布田川断層帯の地表地震断層が表出しました。中でも、杉堂地区・堂園地区・谷川地区は、変位等が顕著で学術的な価値が明らかであり、また熊本地震の被害を将来に伝える遺構としても貴重であることから、国の天然記念物に指定されました。

今回の式典は、谷川(たにごう)地区において、地表地震断層を保護する為の覆屋や、地震の記憶の継承の場等の整備が完了したことにより執り行われたものです。

弊社は、布田川断層帯保存活用計画及び整備基本計画の策定、本整備の設計・施工監理を担い、感謝状を頂きました。

ご協力頂きました皆様、まことにありがとうございました。今回、得られた貴重な経験を活かし、今後とも精進してまいります。よろしくお願いいたします。

 

九州歴史資料館 古代史研究フォーラムのお知らせ

九州歴史資料館より、フォーラム開催のお知らせが来ておりますので、皆様と共有します。


九州歴史資料館は、福岡の古代史を今までと違った視点で読み解き、豊かな歴史像を構築することを目的として、新しい古代史研究事業に着手します。令和4年度は「福岡の古墳」をテーマに、本館がこれから進める新たな取り組みを広く紹介し、また、人々に古墳の魅力を知っていただくために古代史研究フォーラムを開催します。

 

日 時:令和4年11月23日(水・祝)

登壇者:松木武彦 氏 (国立歴史民俗博物館教授)
吉村靖徳 (九州歴史資料館副館長)  ほか

コーディネーター:中村俊介 氏 (朝日新聞編集委員)

会 場:アクロス福岡イベントホール

定 員:450名(事前申し込み必要・申込多数の場合抽選)

参加料:無料

イベントチラシ

 

 

国史跡求菩提山保存管理計画(福岡県豊前市)

歴史的遺産を継承していくために保存管理計画を3つのステップで提案

国指定史跡求菩提山の範囲157.6haの内6割強が民有地で、将来的な開発や自然災害、動植物による史跡への影響が懸念されており、次世代に貴重な歴史的遺産を継承していくために保存管理計画を3つのステップで提案した。

1:国指定史跡求菩提山の遺構の特性と課題を把握

2:史跡の価値に応じた地区区分を設定し、保存管理計画を提案

3:人々の生活と強い結びつきを持つ、史跡の整備・活用を提案

期間:平成20年~22年

 

牛頸須恵器窯跡保存管理計画(福岡県大野城市)

将来にわたり保存・活用していくために2ヶ年度で保存管理計画を策定

「史跡牛頸須恵器窯跡は平成21年2月12日付で国史跡指定となった。史跡の多くは山間部に所在し、民有地の部分も多いため、十分な管理が行き届かず、自然災害や盗掘・動物等の災害に対して常に脅威にさらされている。これらの貴重な史跡を災害から守り、将来にわたり保存・活用していくために、平成22年度と23年度の2ヶ年度で保存管理計画を策定した。
期間:平成22年~24年

 

大野城市ふるさと文化財保存整備活用基本計画(福岡県大野城市)

文化財の保存整備活用計画は、まさに地域の資源・財産の有効活用を目指すビジョンで、その実現には市民と行政がお互いパートナーとして推進していくことが求められている。そこで、本計画では、文化財に関わる市民や民間団体、行政機関が連携しながら「ともに創る」ことを目指し、基本理念として“連携による文化財を活かしたまちづくり”を掲げ、計画策定を行った。
期間:19年~22年 面積:大野城市内全域

 

春日市文化財保存活用基本計画(福岡県春日市)

文化財をまちづくりに活用していくために、日常の暮らしの中で直面している少子高齢化や市民ニーズの高度化等に対応して関心がもたれている福祉、環境・景観、安全、教育といった身近なテーマに関連、連携したまちづくりの取組みを提案しました。
期間:平成17年~18年 面積:春日市内全域

 

大牟田市近代化遺産を活用したまちづくりプラン策定(福岡県大牟田市)

文化財をまちづくりに活用していくために、日常の暮らしの中で直面している少子高齢化や市民ニーズの高度化等に対応して関心がもたれている福祉、環境・景観、安全、教育といった身近なテーマに関連、連携したまちづくりの取組みを提案しました。
期間:平成23年~24年 面積:大牟田市内全域

 

国史跡「求菩提山」石垣復旧整備設計(福岡県豊前市)

求菩提地区には数多くの修験道にまつわる遺構や遺物を見ることができる。明治維新を迎え、求菩提山においても政府の方針から明治5年(1872)に「修験道廃止令」が出され、多くの山伏は山を降りた。修験の山は放置され、自然災害や樹木の成長により山は荒れ、坊の建物は損壊し、坊跡は樹木が繁茂し石垣の崩壊等が随所で見られるようになっていた。史跡地での歴史的景観を構成する石垣、樹木について検証を行い、石垣の修復を行った。
た。
※2012年ランドスケープコンサルタンツ協会賞(CLA賞)受賞
期間:平成23年~24年 面積:大牟田市内全域

 

高良山保存整備活用計画(福岡県久留米市高良大社)

計画では「人を元気にするパワーが宿る高良山」を基本理念とし、歴史的資源の保存・整備・活用とあわせ、宗教法人高良大社の経済的基盤の強化を目指し、2タイプのプロジェクトを提案した。一つは文化財の保存・修復や来訪者の安全性確保など公共性の高いものに取組む「行政との連携によるプロジェクト」、もう一つは高良大社が中心となって地域と協力して自主的に取組む「民間との連携によるプロジェクト」で、それぞれ10のプロジェクトを選定した。
※2012年ランドスケープコンサルタンツ協会賞(CLA賞)受賞
期間:平成18年~21年 面積:高良山全域

 

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