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国史跡「求菩提山」石垣復旧整備設計(福岡県豊前市)
求菩提地区には数多くの修験道にまつわる遺構や遺物を見ることができる。明治維新を迎え、求菩提山においても政府の方針から明治5年(1872)に「修験道廃止令」が出され、多くの山伏は山を降りた。修験の山は放置され、自然災害や樹木の成長により山は荒れ、坊の建物は損壊し、坊跡は樹木が繁茂し石垣の崩壊等が随所で見られるようになっていた。史跡地での歴史的景観を構成する石垣、樹木について検証を行い、石垣の修復を行った。
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※2012年ランドスケープコンサルタンツ協会賞(CLA賞)受賞
期間:平成23年~24年 面積:大牟田市内全域