都市づくり

福岡市緑の基本計画（福岡市）

緑化目標を数字で設定

平成２年に策定した「第２次福岡市緑地保全緑化推進基本計画」を受けて、都市の緑をより広く捉えた緑の基本計画を策定した。計画の策定にあたっては、全市の緑の状況を現地踏査、データ解析及び文献調査から把握した。また、市民アンケートにより市民意向を収集し、市内の公園整備、都市の緑地の保全及び緑化に関する目標を総括的にとりまとめた。素案ができた段階で市民を集め計画案の公表、専門家によるパネルディスカッションにより意見交換を行うフォーラムを開催し、計画の周知を図った。
期間：平成8年～11年

 

第５次新宮町総合計画（福岡県新宮町）

町民と一体となった意見交換をコーディネート

第5次新宮町総合計画の策定にあたり、“みんなが使う総合計画”を基本的考え方に、ワークショップ手法を活用した「まちづくり住民会議」の企画運営とともに、各課が主体的に基本計画を作成するためのコーディネートを行った。
まちづくり住民会議は、将来像やまちづくりの目標づくりを行った全体会、主要課題に対する取り組みを検討した5つの分科会について、当社スタッフによるファシリテーションを行った。
また、ワークショップには、有志職員による職員ワーキングを組織し、検討に必要な資料の提供や説明、町民と一体となった意見交換をコーディネートした。責任ある行政計画としていくため、基本計画のフォーマットを示し、現況と課題、主要施策、成果目標について、各課で主体的な記述を促した。
作成された基本計画の原案を基に、担当課と共に各課ヒアリングを重ね、基本計画の監修を行った。
平成20年～23年

 

久留米市緑の基本計画（福岡県久留米市）

製品の特徴と作業工程になぞらえて、久留米市ならではのテーマを設定し、計画を策定

久留米市は、周辺の林業や農業で生産されるものが材料となったロウや絣、漆器など伝統工芸と緑が深い結びつきをもって発展してきた。
その特徴を活かして緑の将来像は久留米市の伝統工芸である久留米絣のきめ細かな製品の特徴と作業工程になぞらえて、久留米市ならではのテーマを設定し、計画を策定した。
また、緑の基本計画策定を市民にわかりやすく知らせるため、早期に実現できる６つのプランを検討提案し、そのプランの一つであった「ブリジストン工場のけやき並木の開放」が具体化に至っている。
平成13年～16年

 

佐世保市総合計画を考える市民会議運営（佐世保市）

市長の私的諮問機関として位置づけられた市民会議を担当課と協働で企画・運営

第6次佐世保市総合計画の策定にあたり、広く市民の意見等を取り入れていくため市長の私的諮問機関として位置づけられた市民会議を担当課と協働で企画・運営した。
市民会議は公募市民約70名で発足され、ワークショップ手法を活用して計13回開催した。将来像やまちづくりの目標づくりを行った全体会、主要課題に対する取り組みを検討した5つの分科会について、当社スタッフによるファシリテーションを行った。検討された内容は提言書としてまとめ、市長に提言された。
平成18年