文化財の保存と活用


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文化財の保存と活用

近年、まちづくりにおいて歴史資源の活用に対する地域の期待が高まり、これまでの個々の歴史資源の復旧・保存整備に加えて、まちづくりに活かす取り組みが多くなってきています。歴史資源は日常生活に活用していくことで、保存され後世に継承できることから、市民意見を計画に反映させるプログラムも増えてきています。また一方では、開発の危機等から地域の宝を守っていくために「保存管理計画」策定の取り組みも多くなりつつあります。これまで携わってきた歴史資源の活用に関する計画・設計を分類すると保存修復、環境整備、保存活用、保存管理の4つに分けることができます。

保存修復 環境整備 保存活用
保存管理

「保存修復」では古代の技術を継承しつつも、現代の技術でフォローしながら歴史的環境に調和することを目指し、「環境整備」では文化財の情報発信の場、生涯学習の拠点として市民の積極的な利用を促すための空間づくりに力点を置き、「保存活用」では市民参加による文化財を活かしたまちづくりを目標に掲げ、「保存管理」では歴史的遺産を適切に保存し次世代へと確実に伝えていくために史跡等の本質的価値と構成要素を明確にし、それらを適切に保存管理していくための基本方針、方法、現状等の取り扱い基準の策定を目的とした計画を行ってきました。

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