お知らせ
11/26〜27日本造園学会九州部福岡大会に参加し、最優秀研究事例報告賞(田主丸大塚古墳)を受賞しました。
11/26(土)研究事例報告会、シンポジウムなど
日本造園学会九州支部福岡大会が九州大学大橋キャンパスで開催されました。福岡市での開催でもあることから社員全員で参加し、「自然災害からの復興とランドスケープ」をテーマに報告された多様な研究事例報告や公開シンポジウムでの情報提供、意見交換などから多くを学ばせていただきました。
特に、熊本地震発生直後の緊張感のある現状報告や復興現場からの熱い話題提供によって、知識とともに仕事や人生を考える機会を得ることができました。「余震の続く状況では屋外の広い場所にいたい」「日頃からコミュニティ等で利用している公園が使いやすい」など、避難地としての都市公園の利用に関する貴重な情報は、今後の公園計画や設計に活かしていきたいと思いました。
発生直後から様々な活動を展開し情報公開してくださる皆さまに感謝するとともに、一日も早い復興を祈ります。
最優秀研究事例報告賞受賞!
日本造園学会九州支部大会は、毎年各県持ち回りで開催されています。当社はこれまでポスター発表部門で報告してまいりましたが、福岡開催の本年は口頭発表部門で報告させていただいたところ、「最優秀研究事例報告賞」の栄誉に輝きました。発表責任者は棚町部長、テーマは「地域の雨水対策と古墳公園整備との一体化にチャレンジ〜田主丸大塚古墳〜」、排水施設の配置や意匠・素材などのランドスケープ分野での検討を評価していただいたようです。久留米市のご担当課さま、関係の皆さまのご指導に感謝申し上げます。
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11/27(日)見学会
前日の日本造園学会九州部福岡大会の学びを深めるべく、「変貌するまち福岡中心市街地のランドスケープを巡る」をテーマに見学会が開催されました。見学地は水上公園、警固公園、天神地区、地下鉄、舞鶴公園、大濠公園など。最後は大濠公園のレストランでの昼食会で盛り上がりました。「警固公園」をはじめ当社が計画や設計に関わる施設や景観が見学地に入っており、様々な質問やご意見を頂戴いたしました。ありがとうございました。
熊本視察
この日の女性陣は、全国女性造園技術者(GW)の会の梅本会長(東京)とともに熊本地震の被災地を視察させていただきました。残念ながらほぼ一日雨模様でしたが、熊本の皆さんの的を得たご案内で充実した視察ができました。
熊本城、ミルクロード、阿蘇神社、南阿蘇、阿蘇大橋、グリーンロード、西原村、益城町、仮設住宅、都市公園・・・、かなり片付けられているとのことでしたが、次から次に接する創造を絶する風景に凄まじい災害であったことを実感し、少しでも復興を支援しようと話しあって終了しました。皆さまのご配慮に感謝いたします。