受賞・発表
造園学会での研究・事例報告
福岡市緑のコーディネーター 公共空間を創造・保全する担い手育成の取り組み
この取り組みは、花や緑に関する知識や技術を持ち、市民緑化活動の指導者やアドバイザーとして活躍できる人材を育成する体験型講座を、自治体の緑化推進施策に組み込んだシステムを提案したものである。講座修了者は一定の条件を満たすことで自治体首長から認定され、行政とのパートナーシップのもと、「緑のコーディネーター」として、主体的・能動的に花植活動や水源林保全などの活動を広げていく。このような緑化推進の活動をきっかけに、人と人とをつなぐ社会関係づくりから地域コミュニティの再生が図られ、市全体の景観向上、公共空間の保全活動と担い手育成、安心・完全なまちづくりのモデル事業になると考えられる。
(日本造園学会九州支部平成24年度都城大会/2012年11月24〜25日/南九大都城キャンパス/発表者:棚町修一ほか)
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受賞発表会展示ポスター(PDF) |
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