受賞・発表
造園学会での研究・事例報告
文化財を活かしたまちづくりの取り組み
近年、まちづくりにおいて文化財に対する地域の期待が高まり、これまでの個々の文化財の・保存修復に加えて、文化財をまちづくりに活かす取り組みが多くなってきている。これまで携わってきた保存修復、環境整備、保存活用、保存管理のプロジェクトの中から、保存活用計画の事例を通して文化財を取り巻く課題、今後の方向性についてとりまとめを行った。文化財を取り巻く課題では、共通の課題として挙げられる「情報」「活用」「育成」に関して整理を行った。それらの課題を踏まえ、今後の方向性については「知る」「活かす」「育てる」の3つの方針を横軸に、「地域連携」「行政連携」「情報連携」の3つの方策を縦軸として相互に補完しながら取り組むことを提案した。
(日本造園学会九州支部平成22年度熊本大会/2010年11月27〜28日/熊本県立大学/発表者:棚町修一)
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受賞発表会展示ポスター(PDF) |
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